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高瀬川

2019/03/12

伏見から京への物資輸送に使われた高瀬川ですが今では二条から七条まで木屋町沿いに流れる部分だけが知られています、九条のあたりで鴨川を東にわたってから伏見までは東高瀬川となって途中から大きな新高瀬川になっています。角倉了以が掘削したこの川の本来の目的である伏見と京を結ぶ物資輸送路として使われた部分はごく下流にわずかに溝の形を残しているだけでふだんは水も流れていない状態で、本当にここを高瀬舟が行き交っていたなど信じられない細さです。それでも最下流の宇治川はりゅうと交わる地点には了以を顕彰する碑が建てられ、近くには小さいながら趣のある角倉橋もあります。

 

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